
PC版Xで動画をフルスクリーンにした瞬間、中央に白枠付きの黒い四角が出ても、自分のPCだけの異常とは考えにくい状況です。
2026年9月中旬には複数のユーザーから似た報告があり、XのWeb動画プレイヤー周辺の表示不具合である可能性が高くなっています。
今回の症状だけなら、PCやモニターの故障、ウイルス感染を最初に疑う必要性は低いです。
この記事では、黒い四角をすぐ避ける方法から、popoverが関係しているとみられる理由、ChromeやBraveでの報告、Xの修正状況まで順番に整理します。
Xの動画をフルスクリーンにすると黒い四角が出るのは自分だけ?
PC版Xで動画をフルスクリーンにしたとき、中央に白い枠付きの黒い四角が現れる症状は、あなただけに起きているものではありません。
2026年9月中旬には日本と海外のユーザーから似た報告が出ており、XのWeb版動画プレイヤー周辺で発生している表示不具合の可能性が高い状況です。
突然こんな四角が現れたら、「モニターが壊れたのかな」と画面を何度も確認したくなりますよね。
2026年9月中旬から国内外で同じ症状が報告されている
今回確認されているのは、PCのブラウザ版Xで動画を全画面表示したとき、画面中央付近に黒い四角と白い輪郭が現れる症状です。
海外ユーザーからは9月11日ごろから始まったとの報告があり、9月12日にはBraveを使っているユーザーからも同様の症状が投稿されています。
Redditでは、通常サイズでの再生では問題がなく、フルスクリーンに切り替えたときだけ四角が現れるという報告があります。
日本語圏でも、PCのChromeでX動画を全画面にすると中央に白と黒の四角が出るという質問が確認されています。
複数の環境でほぼ同じ時期に似た現象が出ているため、「自分のPCだけがおかしくなった」と考える必要性は低いです。
ChromeだけではなくBraveでも報告されている点を見ると、単純にChromeアプリだけの故障と決めつけるのも早いでしょう。
夕方にXで動画を開き、いつものように全画面ボタンを押した瞬間だけ四角が出るなら、今回報告されている症状とかなり近い状態です。
PCやモニターの故障・ウイルスを第一に疑う症状ではない
今回の白枠付きの黒い四角だけを理由に、PCやモニターの物理故障を第一候補にする必要はありません。
理由は、Xの動画をフルスクリーンにしたときだけ現れ、通常表示へ戻すと消えるというユーザー報告があるためです。
Webページ上の表示要素を対象にしたフィルターで四角が消えたという報告もあり、画面そのものよりXのWebページ内に表示された要素との整合性が高い症状です。
液晶パネルの故障なら、Xの全画面動画という特定の操作だけに合わせて同じ位置へ表示されるとは考えにくくなります。
「変なものが表示されたからウイルスかも」と心配になる人もいるでしょう。
今回確認されている黒い四角だけでは、マルウェア感染を示す根拠にはなりません。
Xの通常画面やほかのサイトでは問題がなく、X動画のフルスクリーン時だけ発生するなら、まずはWeb版Xの表示不具合として切り分けるのが現実的です。
ただし、Xを閉じても同じ四角が常に残る場合や、ほかのアプリでも映像が乱れる場合は今回とは条件が異なります。
X動画の黒い四角を消す方法と安全な対処法
今すぐ動画を見たいなら、最初に試す方法はフルスクリーンを使わず通常表示で再生することです。
設定を大きく変える前に、通常表示やPicture-in-Pictureで回避できるかを確認すると、余計なトラブルを増やさずに済みます。
まずは通常表示やPicture-in-Pictureで回避する
今回の症状では、通常表示では黒い四角が出ず、フルスクリーン時だけ現れたというユーザー報告があります。
そのため、原因が修正されるまでは全画面を使わず、そのままの動画プレイヤーで見る方法が最も手軽です。
Redditでは、Picture-in-Pictureでは症状が出なかったという報告も確認されています。
Picture-in-Pictureは動画だけを小さな別ウィンドウとして前面に表示する機能で、別の作業をしながら視聴したいときにも使えます。
夜に動画をゆっくり見ようとしているだけなのに、ブラウザ設定を片っ端から変更するのは避けたいところです。
まずは次の順番で試すと、設定への影響を抑えながら切り分けできます。
- フルスクリーンを解除して通常表示で見る
- 利用できる場合はPicture-in-Pictureを試す
- 必要なら別のブラウザや別端末で同じ動画を確認する
Chromeの再インストールや古いバージョンへの変更を最初から行う必要はありません。
X公式は一般的なWeb不具合への対処として、ブラウザ更新、シークレットモード、キャッシュやCookieの削除、拡張機能の無効化などを案内しています。
ただし、これらは今回の黒い四角専用の解決方法ではなく、実際に改善すると確認されたわけではありません。
キャッシュやCookieを消す前に、設定変更なしで使える通常表示やPicture-in-Pictureを優先するほうが負担は少なくなります。
uBlock Originのフィルターで消えたという報告もある
どうしてもPC版Xをフルスクリーンで使いたい場合は、uBlock Originのカスタムフィルターで黒い四角を消せたというユーザー報告があります。
共有されている方法では、Xのページ内にあるpopover属性を持つ要素の枠線や背景などを表示しないように調整します。
この報告は、黒い四角がモニター側ではなく、XのWebページ内にある表示要素と関係している可能性を考える材料にもなります。
ただし、これはXが公式に案内している修正方法ではありません。
フィルターの指定範囲によってはXの別のボタンや画面表示まで消す可能性があるため、設定に慣れていない人にはおすすめしません。
X側でページ構造が変更されれば、今まで効いていたフィルターが突然使えなくなることもあります。
技術設定に自信がなければ、無理にフィルターを追加せず、通常表示やPicture-in-Pictureを使いながら修正を待つ方法が安全です。
「黒い四角を消したいだけ」という目的なら、難しい設定より先に、表示方法を変えて回避できるかを試してください。
白い枠付きの黒い四角が出る原因はpopover表示が有力
現時点では、XのWeb動画プレイヤー内にあるpopover要素が、フルスクリーン時に意図せず見えている可能性が有力です。
ただし、Xは今回の症状について原因を公表していないため、「popoverが原因」と断定できる段階ではありません。
手がかりになるのは、黒い四角の見た目とブラウザ標準のpopover表示が似ていること、特定の要素を非表示にすると改善したというユーザー報告です。
popoverの中央配置・枠線・背景が今回の見た目と一致する
popoverとは、Webページ上でメニューや補助情報などを前面に表示するための仕組みです。
MDNの解説では、popoverにはブラウザ側の標準スタイルがあり、固定位置で中央寄せになり、枠線や余白、背景色が設定されます。
「画面中央に小さな四角が出る」「輪郭が見える」という今回の特徴は、この標準的な見た目とよく似ています。
Redditでは、X上のpopover属性を持つ要素を対象に表示を調整すると、黒い四角が消えたという報告もあります。
「どうして四角なのか」「なぜ中央なのか」が気になっていた人にとって、この仕組みは症状を理解する大きな手がかりになります。
空に近いpopover要素がフルスクリーン時に前面へ残り、ブラウザ標準の枠や背景だけが見えているという説明なら、今回の見た目と整合します。
フルスクリーン要素とpopoverは、どちらも画面の前面へ表示するためのtop layerと関係する仕組みです。
そのため、通常再生では問題がないのに、全画面へ切り替えた瞬間だけ別のUI要素が見えるという現象も説明しやすくなります。
ただし、これは技術的な状況証拠を組み合わせた有力な仮説であり、X公式が確認した原因ではありません。
X側とChromium側のどちらが原因かはまだ断定できない
原因候補としては、XのWeb動画プレイヤー側の表示処理だけでなく、Chromium系ブラウザとの組み合わせも考える必要があります。
実際にChromeとBraveの両方で似た症状が報告されており、両者はChromiumを基盤としています。
一方で、これだけを根拠に「Chromiumのバグ」と決めることもできません。
X側のWebページがどのタイミングで変更されたのかは今回の資料から確認できず、どちらの変更が引き金になったのかも確定していないためです。
Chrome 153 Stableは2026年9月8日に公開されており、ユーザーが症状を報告し始めた時期とは近接しています。
公開時期が近いというだけで、Chrome 153が今回の黒い四角を引き起こしたとは判断できません。
2026年8月には、fullscreenやpopover、top layer周辺に関係するWeb Platform TestやChromium側の修正も行われています。
こうした動きは技術的な背景として参考になりますが、今回のX動画との直接的な因果関係までは確認されていません。
たとえば昨日まで普通に見られていた動画が突然おかしくなると、「ブラウザ更新が犯人だったのでは」と疑いたくなります。
現段階では、X Web版の動画プレイヤーとブラウザの全画面表示周辺で起きている表示不具合として捉え、どちらか一方を原因と決めつけないのが妥当です。
Chromeだけで起きるのか・Xはいつ修正するのか
今回の黒い四角はChromeだけで報告されている症状ではなく、Braveでも似た現象が確認されています。
また、2026年9月14日の調査時点では、Xから今回の症状を名指しした原因説明や修正日時は確認できていません。
「ブラウザを変えれば直るのか」「いつまで待てばいいのか」を順番に整理します。
ChromeだけでなくBraveでも同様の症状が報告されている
Chrome Desktopで、Xの動画をフルスクリーンにしたとき中央へ黒い四角が出るというユーザー報告があります。
Brave Communityでも2026年9月12日、Brave 1.95.101とChromium 153.0.8010.37の環境で似た症状が投稿されています。
少なくともChromeというブラウザだけに限定された問題とは言い切れません。
XはChromeのほか、Firefox、Edge、Safariなど複数のブラウザをサポートしています。
そのため、原因を切り分けたい場合は、普段と異なるブラウザで同じ動画を全画面表示して比較する方法があります。
ただし、ブラウザを変更すれば必ず黒い四角が消えると確認されているわけではありません。
今回の資料ではFirefoxやSafariで同じ症状が広く発生していると判断できるだけの情報は確認されていません。
「Chromeを消して入れ直したほうがいいのかな」と考える前に、まず別ブラウザで短時間だけ試すほうが切り分けとしては手軽です。
別ブラウザは根本的な修正方法というより、「自分の環境だけの問題なのか」を確認するために使うのが適しています。
2026年9月14日時点でX公式の原因説明や修正時期は確認されていない
2026年9月14日の調査時点では、今回の白枠付きの黒い四角について、Xが原因や修正予定日を案内した情報は確認できません。
X公式のヘルプには、ブラウザ更新やシークレットモード、キャッシュやCookieの削除、拡張機能の無効化など一般的な対処法が掲載されています。
動画の問題についても、最新ブラウザの利用や別ブラウザ、別ネットワークを試す方法が案内されています。
ただし、これらは今回の黒い四角だけを対象にした修正手順ではありません。
「キャッシュを消せば直る」「Xがすぐ修正する」といった確定情報は、現時点では確認できません。
昼休みにXを開くたび「まだ直っていないのか」と試したくなるところですが、何度も設定を変更する必要はありません。
通常表示やPicture-in-Pictureで視聴できているなら、その方法で回避しながらX側やブラウザ側の更新を待つ選択肢があります。
修正時期が公表されていない以上、今は安全な回避方法を使い、公式情報や症状の変化を確認するのが現実的です。
X動画をフルスクリーンにして黒い四角が出たときのまとめ
Xの動画をフルスクリーンにしたとき中央へ白枠付きの黒い四角が出ても、自分のPCだけで起きている現象とは考えにくい状況です。
2026年9月中旬には複数のユーザーから似た報告があり、XのWeb動画プレイヤーと全画面表示周辺で起きている表示不具合の可能性が高くなっています。
今回の症状だけなら、PCやモニターの物理故障やマルウェア感染を最初に疑う必要性は低いです。
まずは通常表示やPicture-in-Pictureを使い、設定を大きく変更せず動画を視聴する方法を試してください。
黒い四角の見た目やユーザー報告からはpopover要素との関係が有力ですが、X側とChromium側のどちらが最終的な原因なのかは確定していません。
2026年9月14日時点では、Xから今回の症状について修正日時は案内されていません。
難しい設定を急いで変更せず、安全な方法で回避しながらXやブラウザ側の更新を確認するのが現時点での現実的な対応です。




