日々のくらしの中で、ふいにふくのトラブルに出会ってしまうことは、だれにでもあることです。
たとえば、朝のしたくのとちゅうで、ボタンがぽろっと取れてしまったり、きにいっているふくのぬい目が、ちょっとだけほつれてしまったりすることもあります。
そうしたときに、すぐに使えるのが「安全ピン」というアイテムです。
急に大事な会ぎが入ったときや、子どもの学校行事などで名ふだをつけなければならないときなど、思いがけない場めんで、安全ピンが大かつやくしてくれることがあります。
それでは、この安全ピンは、すぐに行ける身近なコンビニで手に入るのでしょうか?
コンビニは、24時間いつでもあいているところが多く、学校やしごとの帰り道にもよりやすいので、とてもべんりな存在です。
けれども、安全ピンがいつもおいてあるとはかぎりません。
お店によって品ぞろえがちがうため、安全ピンがあるかどうか、気になる方も多いのではないでしょうか?
この記事では、コンビニで安全ピンが買えるのか、どのようなお店に行けば見つかりやすいのかを、くわしくごしょうかいします。
さらに、安全ピンが手に入らなかったときのために、役立つ代用品や、安全ピンをふくに使うときに気をつけたいポイントなども、ていねいにお話しします。
ふくのトラブルは、いつ、どんなときにおこるかわかりません。
いざというときのために、これらのじょうほうをしっかりと知っておくと、安心してすごせますよ。
コンビニで安全ピンは手に入る?どんなお店にあるの?
コンビニで安全ピンを買うことができるかどうかは、そのお店の場所や大きさによって、かなりちがってきます。
たとえば、大きなまちの中心にあるような、ひろいコンビニでは、日ようひんの品ぞろえが多く、安全ピンを見つけやすいことがよくあります。
とくに、セブンイレブンやファミリーマートなどの、大手のコンビニチェーンでは、文ぼうぐや日ようひんの売りばがしっかりしていて、安全ピンもおいていることがあります。
しごと場やビジネス街にあるコンビニも、事む用品をそろえていることが多く、安全ピンが売っているかくりつが高いです。
そのいっぽうで、えきの中にあるコンビニや、人どおりの多いにぎやかな町にある小さなお店では、売りばのスペースがせまく、たべものや飲みものが中心になってしまいます。
そのため、安全ピンや文ぼうぐなどの日ようひんは、おいていないことが多いのです。
もし、どうしても見つからないときは、お店の人にたずねてみましょう。
店いんさんは、近くの別の店舗に安全ピンがあるかどうかや、どこに行けば手に入るか、しっていることがあります。
ローソンなどのコンビニでは、安全ピンの取りあつかいが少なく、かわりにクリップやゴムバンドなど、ほかの文ぼうぐが中心です。
急いで安全ピンがひつようなときは、コンビニだけでなく、ほかのお店をためしてみるのもいいでしょう。
名ふだクリップはコンビニで見つけられる?
名ふだクリップは、イベントや会ぎなどで、とてもべんりに使えるアイテムですが、コンビニではあまり売られていません。
コンビニで手に入る文ぼうぐは、えんぴつや消しゴム、ノートなど、よくつかわれるものが中心になっているからです。
名ふだクリップは、とくべつなじむ用品なので、コンビニで見つけるのはむずかしいことが多いです。
でも、あんしんしてください。
名ふだクリップがひつようになったときには、つぎのような場所でさがしてみると、すぐに見つけられますよ。
ネットで買うときは、注文してからとどくまでに日数がかかることがあるので、前もってじゅんびしておくと、いざというときにこまらずにすみます。
緊きゅう時にも安心!安全ピンのかわりになるアイテムとつかい方
もしも手元に安全ピンがないときでも、あわてることはありません。
かわりに使えるアイテムがいくつかありますので、それをうまくつかえば、ふくをとめたり、名ふだをつけたりすることができます。
まず、1つ目は「マグネット式の名ふだクリップ」です。
これは、じしゃくを使って、ふくに名ふだをはさむタイプで、ふくに穴をあけずにつかえます。
やわらかいふくや、大事なふくでも安心して使えるのが、いちばんのり点です。
しごとばやイベント会場などでよく使われています。
2つ目は、「ネックストラップ」です。
これは、名ふだをくびからさげるので、ふくにさわることがなく、かんたんに名ふだをつけることができます。
とくに、何ども名ふだをつけたり外したりするばめんでは、とてもやくに立ちます。
つぎに、「名ふだ用クリップ」もおすすめです。
ふくのえりやポケットに、名ふだをしっかりとはさんでとめられます。
クリップにはすべり止めがついているものもあり、ずれにくく、しっかりとまります。
さいごに、「はってはがせる名ふだ」も、べんりなアイテムです。
これは、ふくにぺたっとはって、つかい終わったらかんたんにはがせます。
子どもの行事や、ほんの少しの時間だけ名ふだをつけたいときに、ぴったりです。
安全ピンでふくをいためないコツ!やさしくつかうためのポイント
安全ピンは、とてもべんりな道具ですが、ふくの生地をさすときには、ちょっとした工夫がひつようです。
まちがった使い方をすると、大事なふくに穴があいてしまったり、きずがついてしまうこともあります。
そこで、ふくをいためずに安全ピンを使うためのポイントを、いくつかごしょうかいします。
小さな布や厚紙をうらに入れる
安全ピンをさす前に、ふくのうらがわに、小さなぬのや、ちいさくきった厚紙をそっとはさんでみましょう。
これによって、ピンの力が分かれて、生地がうけるダメージがへります。
シルクや、うすいコットンのふくには、特におすすめです。
ピンのさきを丸くする
ピンの先がとがっていると、生地をさしたときに、ふくのせんいが切れてしまうことがあります。
やすりなどを使って、ピンのさきをすこし丸くしておくと、生地をやさしくさすことができるので、あんしんです。
おり目にそってさす
ふくの生地には、おられている目があります。
その目にそって安全ピンをさすと、生地のせんいが自然にわかれて、きずつきにくくなります。
とくに、ニットや、あみ目がはっきりしているふくには、このやり方がとてもこうかてきです。
よくある質問:安全ピンはどこで買えるの?
安全ピンについて、よく聞かれるしつもんをまとめました。
これを読めば、安全ピンをどこで買えるかがすぐにわかります。
Q: スーパーでも安全ピンは買えますか?
A: はい、たいていのスーパーやホームセンターでは、安全ピンが文ぼうぐコーナーなどにおいてあります。
Q: 100円ショップでも見つかりますか?
A: はい、ダイソーやセリアなどの100円ショップでは、いろいろなサイズや形の安全ピンが手に入ります。
Q: くすり屋さんではどうでしょうか?
A: はい、大きめのドラッグストアでは、日ようひん売りばに、安全ピンがおいてあることがよくあります。
マツキヨやウエルシアなどのお店をさがしてみると、見つかるかもしれません。
まとめ
コンビニでは、セブンイレブンやファミリーマートなどの一部のお店で、安全ピンが売っていることがあります。
けれども、どのコンビニでも必ず手に入るわけではありませんので、100円ショップや文ぼうぐ店、インターネットのお店なども、うまく使い分けてみてくださいね。
また、安全ピンが見つからないときは、マグネット式のクリップやネックストラップなど、べんりな代用品を使えば、ふくに穴をあけずにすみます。
ふくをたいせつにするためにも、安全ピンを使うときには、ちょっとした工夫をしながら、ていねいにつかってみてください。
そうすれば、どんな場めんでも、あんしんしてふくをなおすことができますよ。